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 メンテナンス

001 後輪のタイヤ交換をするかなぁ?

ここに書かれてることは必ずしも正解ではないかもしれません
管理人は一切の責任を取れませんので自己責任でどぞ!

対象バイク KLX250ES
交換部品 リアタイヤ ダンロップD603 4.60-18
使用工具 27mmソケット、14mm&12mmコンビネーションレンチ
プライヤー、空気入れ、ムシ回し、タイヤレバー、その他
消耗品 ビードクリーム
ないときは石鹸水。CRC5-56でもいいけどすぐ乾く
サービスデーター 空気圧:リア 150kPa
リアアクスルナット締付トルク:98Nm
チェーンたるみ:55mm〜60mm
 
先ずリアホイールをはずします。
たぶんはずさないとタイヤ交換はできません。

割りピンを抜き、車体右側の27mmのナットを緩めます。
ついでにチェーンテンショナーのナットも緩めておきましょう。

ホイールをはずすとホイールベアリングのカバー&カラーも取れます。
ESの場合は車体右側が薄いカラー、左側が厚いカラーになります。
同じKLXでも機種によりカラーの厚さが違うので気をつけましょう。

テンショナーやアクスルシャフトはどっか綺麗なところにおきましょう。
グリスがついてるので砂などがつくと感じが悪いです(^^;
ついでだからグリスを塗っておくとよいでしょう。

ムシ回しでタイヤのムシをはずします。小さいのでなくさないように(^_-)ネッ
オイラのホイールにはビードストッパーが入っているのでこのボルトも
落ちない程度まで緩めます。

はずしたホイールからタイヤのビードを落とします。
結構へばりついていることが多いので足でグリグリ踏みます。
それでもへばりついているようでしたらタイヤレバーでゴリゴリします。

片側のビードを落としたら反対側も落とします。

タイヤの下には自作の枠を置いています。
50cm*50cm*10cmくらいの枠です。
ホームセンターで材料を買うと1000円くらいで作れます。
ブレーキディスクなどが地面に当たらないからイイですよ。


両側のビードが落ちたらタイヤレバーをすきまに差し込みます。
このときあまり奥まで差し込まないのがコツです(たぶん)
深く刺しすぎるとチューブに噛んじゃって穴開きます。

今回はトレールタイヤなのでビードは柔いですが、MXタイヤは硬いので
根性が必要になります。

少しずつビードをはずしていくのがコツです。
無理やりはイクナイです。

片側のビードをはずしたらチューブを引っ張り出します。

出したついでに摺れとか傷とかを確認しましょう。
うっ・・・今回見なかったさぁ〜 _| ̄|○

オイラはあんまり気にしないけど
タイヤ2本交換ごとにチューブを交換する人もいますね
交換したチューブはスペアのチューブとして携行するそうです。
うーん、マメじゃ・・・

チューブを取り出したら反対側のビードもはずします。

そうするとホイールがタイヤの中にすっぽりと入ってしまった状態になります。

あとはホイールを中から引っ張り出します。
引き剥がすという表現が適切かもしれません。

フロントタイヤは手だけではずせますが、リアやMXタイヤは硬いので
タイヤレバーで少しあおるといいかも。
左:激べりD603 右新品D603

ほとんど左のタイヤには山がありません。
計ったらセンターで2mmしかありませんでした。
ロードタイヤかよ!!

こんなタイヤじゃグリップしませんね(^^;

因みに新品タイヤはセンター高さが12mmほどあります。
1500kmくらい走ると左のタイヤになります。
チト減りが早すぎでない?ダンロップさん!

交換するタイヤのビードにビードワックスを塗りたくります。
これでもかっていうくらい塗ったほうが楽チンです。

使ってるのは1kg入りのやつで、たしか2000円もしなかったような
気がします。
(ロールオーバー写真)1200円でした
ビードワックスがないときは石鹸水やCRC5-56で代用できますが
乾きが早いので手早く作業を行わなくてはなりません。
まぁ、乾いたらまた塗ればいいんですが・・・

重点的に塗る箇所は写真のスポンジがあたっている部分です。
もちろんリムに当たる部分にも塗ります。

タイヤにホイールを入れていきます。
片側はタイヤレバーをあんまり使わなくても比較的楽に入ると思います。
きついようであればレバーであおります。

ビードクリームがしっかりと縫ってあれば楽チンです。

オイラのホイールにはビードストッパーが装着されているので
ビードストッパー部分から入れていきます。
二個以上ビードストッパーがあると結構難儀します (;´Д`A ```
タイヤにチューブを入れていきます。

最初にバルブの口の部分を入れていきます。
タイヤが硬いと苦労しますが、何回かやればコツがわかると思います。
ゴムのリムバンドだと動いてしまい、チューブの口が差し込みにくいので
オイラはガムテープを巻いてリムバンドの代わりにしています。
また、差込口をリーマー等でテーパー状にしておくと若干入りやすくなります。

このときタイヤの軽点マーク(黄色い丸印)をホイールの一番重い部分
つまりチューブの口(オイラの場合はビードストッパー部分)に合わせて
おきます。タイヤの軽い部分とホイール側の重い部分をあわせてバランスを
とるのです。
まぁオフ車だからあんまり気にならないような気もしますが・・・
残りのビードを入れていきます。

はずすときと同様タイヤレバーはあまり奥まで差し込まないようにしましょう。
深く入れるとかなりの確立でチューブを噛みます。
チューブに少し空気を入れておくと防止になるという話もあります。

ビードを入れる間隔は少しずつです。欲張っていっぱい頑張るとビードが
切れてしまうことがあります。そうなると新品タイヤがごみになります。

ビードが入ったところは膝などで押して内側に落としておくのがコツです。

出ているビードが残り少なくなってくると入れるのがキツくなってきます。
ビードの出ている反対側を足で踏み込むと入れやすくなります。

このとき無理をするとビードの部分がやばいので、少しずつを心がけましょう。
ビードが無事にホイールに収まりました。

改めてチューブに空気を入れましょう。
だいたい2kg/mくらい入れるとビードがあがってくれます。
手押しポンプで簡単に出ます。
ビードが出ないときは装着して少し走れば・・・って言う話もありますが
組みなおしたほうが早いです(^^;

このとき空気が抜けていればその原因はチューブを噛んで穴が開いたか
チューブにムシが入っていないためだと考えられます。
後者の場合はムシを入れてください。
前者の場合は・・・ご愁傷様です・・・
パンク修理をするためにチューブをはずすか、交換しましょう。

はずしたときの逆の順で装着します。

ホイールのベアリング部分にせっかくだからグリスアップして、ベアリングカバー
カラーをつけてアクスルシャフトを差し込みます。
確認事項は、入れ忘れた部品がないか?リアブレーキディスクがしっかりと
キャリパーに入っているかを確認しましょう。

アクスルシャフトをナットで軽く締め付け、チェーンの張りを調整します。
メモリだけではなく後方から目視で前輪とのアライメントを確認すると
なかなか通です(^^;

チェ−ンの張りが適正であればアクスルのナットを締め、チェーンスライダーの
ナットを締め、アクスルに割りピンを差し込んで出来上がりです。

スタンドをはずして念のためチェーンの張りを確認しましょう。


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